採用ターゲットは「未経験者」。
求職者情報を眺め、自社で活躍できる
可能性を感じた人物をスカウト

株式会社西武開発
導入事例

POINTS

「希望勤務地」×「営業職」と「職種不問」で候補者を検索

求職者情報をもとに人物像や転職の背景をイメージ

「可能性のある未経験者」にあたりをつけてスカウト

企業様プロフィール

株式会社西武開発

業種:不動産売買・賃貸・管理およびその仲介に関する業務、建築工事の請負・設計及び施工ほか
所在地:埼玉県所沢市上新井 4-78-25
従業員数:216名(2018年10月現在)

埼玉・東京エリアにおいて一戸建て・マンション・土地などの売買仲介を手がけ、年間3000件以上の仲介実績を誇る株式会社西武開発。
創業以来30余年、地元密着で活動を続けてきたことで地主や建設会社との信頼を築き、西武開発でのみ扱える専任物件も多数保有。分譲住宅供給棟数14年連続 全国No.1企業の住宅分譲においては、平成29年度仲介実績No.1の地位も獲得しています。また、一戸建ての『lifeism(ライフイズム)』シリーズ、マンションの『AQUES(アクエス)』シリーズなど、自社ブランドも展開しています。

年間1店舗ペースで新規出店を進めており、年2回ほど営業職の中途採用を実施。年間20~30人の採用目標を掲げています。採用活動において『リクナビHRTech 転職スカウト』をどう活用していらっしゃるか、経営企画室 室長補佐の松永王将様にお話を伺いました。

自社でじっくり教育。採用ターゲットはあえて「未経験者」

不動産仲介業は商品を売るというより、「サービス」を売る仕事だと捉えています。ですから、お客様に満足いただけるサービスを提供できるプロに育てるため、当社では「教育」に力を入れています。社会人経験がある人でもまずは本社で2ヵ月間かけて研修、現場に配属後も1ヵ月間の研修を経て、はじめて1人でお客様を担当するようになるのです。

こうしてじっくり教育を行うからこそ、同業種の経験の有無に関係なく当社が大切にしていることが身についた人材が育つと考えています。そこで、当社の採用ターゲットはあえて「未経験者」。実際、当社では、エンジニア、販売職、職人、トラックドライバー、プロアスリートなど、さまざまな前職のメンバーが営業として活躍しています。実は私自身も、以前は建設コンサルタント会社で橋梁の設計をしていましたが、当社の営業に転身し、今に至ります。

ですから、選考の際に前職は問いません。重視しているのは、「人生において何らかの目的意識を持っているか」です。これからの人生で成し遂げたいことがある方、「なりたい自分像」を持っている方をお迎えしたい。目標を持っている方は、向上心があり、困難にぶつかっても乗り越える力を持っていると思うからです。
今働いているメンバーも、「成果が給与に直結する企業で働きたい」「より人に喜ばれる仕事がしたい」「お客様の人生に深く関わるやりがいを得たい」など、さまざまな想いを抱いて入社してきました。

求人広告ではメッセージが伝わりづらく、採用に苦戦

「前職経験は不問」「さまざまな目的を持っていていい」――こうした採用方針ですと、候補者は無限にいますが、そこから絞り込んでいく作業は大変です。
以前は、『リクナビNEXT』を中心に媒体に出稿していましたが、広告でどんなメッセージを打ち出すかが難しい。工夫を凝らしたつもりでも、なかなか伝わらず、想定していた人とはかけ離れた人が応募してきたりします。売り手市場になるにともない、応募者獲得も厳しくなっていきました。
次に、人材紹介を中心に利用するようになりましたが、「経験不問」だと、エージェントもどんな人が当社にマッチするのか迷ってしまうようです。紹介を受けても「会って話してみると違っていた」ということが、どうしても多くなります。

そうした課題がある中で、『リクナビHRTech 転職スカウト』を利用し始めました。
使っているのは主に、登録者検索機能です。採用活動のシーズンになると、朝出社してから20分ほど、新着登録者のレジュメを閲覧し、候補者となりそうな人物に「△(興味がある)」を付けてスカウトします。求職者へのアプローチをエージェント任せにするのではなく、自分で行動を起こせるのがいいですね。

求職者の情報を眺めながら「その人が実現したいこと」を想像

候補者を検索する際には、保存しておいた検索軸の新着だけを効率よく確認しています。検索軸を設定する際には、希望勤務地が求人と合致する方に絞ったうえで、「営業職希望」の人たちと「職種不問」の人たち、2パターンの検索軸を設定しました。まず「営業職希望」の求職者の中からスカウトしていき、それでも1日のスカウト送付限度数に満たなければ「職種不問」の求職者も閲覧する、という流れでサーチを行っています。

求職者の情報を見ているときは、「この人は何を求めて転職するんだろう」と想像しています。経験されてきた実績、最初の就職先や転職歴、収入…それらの情報を掛け合わせることで、その人の今の状況に想いを馳せるんです。
ただ想像するのを超えて、自分がその人になりきるくらいの気持ちで見ていますね。「この人生を歩んできた人に僕がなったとしたら、今のタイミングの転職でどんなことを実現したいだろう」と。
その上で、「この人にとって、当社に出会うことは価値があるかもしれない」「この人の望みは、当社で叶えられるかもしれない」とピンと来れば、判定を押してスカウトするのです。

当社に興味を持っていただいたら、まずは会社説明会に参加いただきます。説明会は都内で月5~6回ペースで開催しています。在職中の方が来やすいよう平日の夜と土日の昼間に設定。都合が合わない方は当社に来ていただき、個別に説明会を行います。
その後に行う面接は、面接というより「カウンセリング」に近いですね。
僕の面接では、「面接官」と「応募者」という関係ではなく、ライフプランやキャリアプランの「アドバイザー」というスタンスで向き合っているんです。履歴書を見ながら、ときには高校時代くらいまでさかのぼって、「一緒にあなたの人生の振り返りをしましょう」と。その人が大切にしている価値観、弱み・強み、これから何を目指すのか。それらをすり合わせた上で、その人の人生が当社で働くことでより輝くと思えばそう伝えますし、当社以外により適した業種や職種があると思えば、「こういう仕事を探してみては」とアドバイスします。
なぜそこまでするのか、といえば、当社がそれだけ「教育」に真剣であることに他なりません。当社では1人前になるまで、5年~10年かけて育てるつもりで採用を行っています。安易な気持ちで入社すると志半ばで辞めることになり、それでは人生の貴重な時間がもったいない。だからこそ、当社に入社することで、ちゃんと成長できて、目標達成に導ける――そんな人を見極め、お迎えしたいと思っています。
『リクナビHRTech 転職スカウト』を使って、幅広い採用条件の中で良い人材に巡り合うことを待つだけではなく、具体的にこちらから情報を見て志向が合致しそうな人材を探し出せることは、見極めに役立っています。実際に、入社決定をした社員もいますし、これまでにはなかった出会いを作り出せていると思います。これからの採用活動においても、求職者の情報に目を凝らし、お互いにとって良い出会いを見つけ出していきます。

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